グレッグと双子の兄
October 25,2019

グレッグの忘れられない思い出:中国に残された人生

同じ日に誕生し、その後は離れ離れに。グレッグ・リン・ジアジーと彼の双子の兄弟は、幼少期を中国の竜湾区で過ごした後、グレッグは世界へ旅立ちます。数年後、グレッグは故郷に戻り、彼が残した人生を振り返りました。彼は新しいPolaroid Labで作成された写真を通じて、これまでの軌跡を私たちに語ってくれました。

「双子として育つことは興味深い経験です。幸運にも私たちは決して孤独ではありませんでした。

しかし同時に、私たちなりの苦悩がありました。常に比較され、間違えられることもしょっちゅうでした。常に私たちは「双子」と見られていました。

二人とも歳をとるにつれて、それぞれ別の道を進みました。私たちには異なる友人がいて、別々の学校に通い、私はニュージーランドに、次にイギリスに移りましたが、彼は中国に留まりました。 

故郷から離れて異なる文化の影響を受け、別々の生活を送っているので、現在は異なるアクセントで話します。そして、私たちは同じ身長で同じ体形をしていますが、今日では私たちを区別するのは前よりもずっと簡単です。

このプロジェクトの撮影は、写真のためだけでなく、双子の兄弟と一緒に成長した私の人生を再現するためのものでした。私の記憶から彼との最高の瞬間を再現し、彼と再び絆を深めたかったのです。

故郷の風景
採寸するグレッグ

母は以前は仕立て屋をしており、私たちは彼女の道具で遊んでいました。この写真ではその時の記憶を再現していたと思います。

幼少期の双子

いつも母は私たちに同じ服装をさせました。公園に出かけ、人々が私たちを見つめ、「双子よ見て!」と言ったのを覚えています。私たちは見世物小屋のように感じました。私たちは自分の服を選ぶことができる年齢に成長した以降、二度と同じものを着ることはなかったと思います。

お揃いの服を着た双子の兄弟

そこでもう一度同じものを着たら面白いのではと思いました。おそろいの衣装を着ることは意外と格好良いなと思い、別に嫌ではありませんでした。

窓際のグレッグ

窓の後ろにはディナーテーブルがあります。幼い頃、私たちはいつも夕食時に窓際の席を争っていました。理由は覚えていませんが、私たち二人は窓際の席が好きでした。

お揃いの服を着た双子

彼は常に私の一歩先を行っていました。私よりも先にバイクに乗り、私よりも先に車を運転し始めました。私たちが13歳から15歳の頃、彼の気分が良い時はバイクに乗せてくれました。私たちはその頃運転免許さえ持っていなかったので、どこにも行かず、ただただバイクにまたがっているだけで楽しかったです。

 
肩を組む二人2
肩を組む二人

中国人は抱擁をしません。私は兄を抱き締めたことを覚えていません。この写真を撮っていたとき、私は少し気まずい思いをしました。彼も同じように感じていたと思います。

ハグをする双子

人々はいつも次のように尋ねます。「あなたたちは他人のような存在を感じたことがありますか?もしくは感情や何かを共有することはありますか?」私は決してありませんでしたが、今回はなんとなくそれを感じました。故郷に帰ってこのプロジェクトを撮影することは、間違いなく私の人生で最も幸せな時間の1つでした。そして、私たちは2人の個人としてどれほど異なっているかを実感しました。

私たちは非常に似ているように見えますが、彼の人生と物事に対する考えを洞察することは非常に面白かったです。私は今の自分にとても満足しています。もちろん、彼自身の事を誇りに思っています。

彼と一緒にいると魔法のように感じました。どこも見慣れた場所で、それほど変わっていませんでした。まるで記憶のレールの上を歩いているようなものでした。この旅の後、私は彼をもっと身近に感じるようになりました。

写真とは単なる写真のようではありますが、写真がすべてを特別な瞬間にすることがあります。そして、私と双子の兄弟がこの瞬間を共にすることで、私たちが誰であるかを常に思い出させるでしょう。」

–グレッグリン(@greg.lin

カメラでもスキャナーでもない新しいデバイス
Polaroid Lab